ブラックリストに載ると家族にばれますか?

俗に個人信用情報のことをブラックリストと呼ぶ人もいますが、このブラックリストに載ることで家族に迷惑がかかってしまうかもと考える人もいるかもしれませんね。
先に結論を書いてしまいますが、仮にブラックリストに記載されたとしても家族に何かしら迷惑がかかるということはありません。
また、記載されたからと言って、自動的に家族に通知されることもないので、自分からそれをカミングアウトする以外には、バレることがないと言って良いでしょう。
何故バレたり、迷惑がかかったりしないのかと言うと、答えはとてもシンプルです。
個人の信用情報だからです。

ブラックリストである個人信用情報とは

そもそも個人信用情報とは何かですが、これは個人の経済的な状況が記載された総合的なデータのことですね。
個人信用情報機関という会社がデータ管理を運営していて、本人が個人信用情報の開示に同意した時のみ、参照することができるようになっています。
キャッシングやクレジットカードの申込書などを良く確認してみると解るのですが、必ず個人信用情報機関への問合せに同意をするといった項目があるはずです。
それだけ厳重に守られているデータであると言って良いでしょう。
氏名、生年月日、職業、勤務先のデータといった個人情報だけではなく、現在利用しているクレジットカードやキャッシングなどの借入状況、返済状況などが事細かに記されているもので、そうした扱いも当然でしょう。
そもそも個人信用情報は、その人の社会的、経済的な信用度を確認するためのものですので、あくまでも個人に限ったデータになります。
ただし、日本に住んでいる人なら老若男女問わずに管理されているのかと言えば、そうではありません。
基本的に信用取引の申込みをし、利用している人のみが記載される情報となっています。
ですので、クレジットカードを持っていない人などは個人信用情報に記載がないので、まっさらな状態であると言って良いでしょう。
現在では成人している人の多くがクレジットカードを利用していますので、ほとんどのケースで記載されていると言い換えても良いかもしれませんね。

 

この個人信用情報ですが、上でも書いたようにあくまでも個人的なデータとなります。
この情報に金融事故情報が記載されてしまうと、いわゆるブラックリストの状態になってしまうと考えて良いでしょう。
つまり、個人のデータに返済の遅延があった、返済をしないまま踏み倒そうとしている、といった事項が記載されるだけであり、特に何かしらの通知が送られてくる訳でもありません。
また、家族が信用取引の申込みをするにしても、問われることになるのは原則として申込みをした本人となることから、迷惑がかかることもないでしょう。

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